こんにちは。
2/3に高配当銘柄のランキングが更新されていましたので、それを見ながら購入銘柄の検討をしていきたいと思います。
ちなみに、先週にも同様に高配当銘柄の記事を書いています。それの更新版になりますね。
今回のランキングは以下のようになるようです。
■高配当銘柄 (赤文字は銀行関連株)
順位 コード 銘柄 市場 利回り 2/3終値 決算期
1 <9904.T> ベリテ 東2 8.89 350 21/03
2 <7860.T> エイベックス 東1 8.67 1396 21/03
3 <6104.T> 芝浦機 東1 7.11 2802 21/03
4 <7494.T> コナカ 東1 6.29 318 21/09
5 <9434.T> SB 東1 6.15 1398 21/03
6 <8304.T> あおぞら銀 東1 6.09 2003 21/03
7 <6257.T> 藤商事 JQ 5.88 850 21/03
8 <6178.T> 日本郵政 東1 5.87 852 21/03
9 <3242.T> アーバネット JQ 5.79 259 21/06
10 <1852.T> 浅沼組 東1 5.71 4380 21/03
11 <8999.T> グランディ 東1 5.70 421 21/03
12 <7322.T> 三十三FG 東1 5.67 1269 21/03
13 <8316.T> 三井住友FG 東1 5.62 3382 21/03
14 <1961.T> 三機工 東1 5.57 1257 21/03
15 <1808.T> 長谷工 東1 5.47 1280 21/03
16 <8713.T> フィデアHD 東1 5.45 110 21/03
17 <8887.T> リベレステ JQ 5.41 739 21/05
18 <7173.T> 東京きらぼし 東1 5.39 1113 21/03
19 <7182.T> ゆうちょ銀 東1 5.38 929 21/03
20 <7523.T> アールビバン JQ 5.38 558 21/03
21 <8308.T> りそなHD 東1 5.38 390 21/03
22 <8893.T> 新日建物 JQ 5.38 409 21/03
23 <7327.T> 第四北越FG 東1 5.36 2240 21/03
24 <8395.T> 佐賀銀 東1 5.34 1311 21/03
25 <7338.T> インヴァスト JQ 5.32 695 21/03
26 <7638.T> NEWART JQ 5.31 941 21/03
27 <8336.T> 武蔵銀 東1 5.27 1519 21/03
28 <7167.T> めぶきFG 東1 5.26 209 21/03
29 <4902.T> コニカミノル 東1 5.22 479 21/03
30 <5020.T> ENEOS 東1 5.18 424.7 21/03
前回に比べて利回りが下がっているのは株価が上がっているからですね。
いくつかの銘柄はすでに前に内容確認していますので。まだ確認していない黒太文字の銘柄について確認していきます。
1位 ベリテ:
配当予想から配当を増配修正していますが、前期の利益余剰金全額を2020年12月末と2021年3月の配当に回しているようです。配当は来年度からまた6月と12月に戻す予定で、かつ前期の利益余剰金はなくなるので、来期の通期の配当金は減るように思いますが、それでも例年通りをキープすると、4.5%以上の利回りとなります。
四季報の予想では、来期も順調に推移する見込みなので、悪くはないと思います。
7位 藤商事:
昨年度と現時点での今年度で事業が赤字ですが、年間50円の配当を出す予定になっています。今年も4Qで黒字化するのは難しいと思うので、タコ足配当になると思います。来期も劇的な回復は難しいと思いますので、高配当ではありますが、保有するには怖いですね。
9位 アーバネット:
今期2Qで進捗率56.3%と1Qの進捗率を大幅に改善してきています。投資用ワンルームマンションが好調な他、多くの開発物件があるようで、今後しばらくはいい業績となりそうです。前期よりは配当は減りましたが、それで5%以上の配当利率となっています。また上値余地もありそうなので、中長期で持つのもいいかもしれません。
17位 リベレステ:
今期の2Qまでの進捗率が15.1%とブレーキがかかっています。このままで行くと、前期はその前の期の60%程度まで落ち込んでいますが、それを更に割ってくる可能性があります。前期は1株益が40円だったのに45円の配当を出してタコ足配当となっていますが、同じ配当予定になっていますので、今期はそのまま予定通りに出すと更に資金繰りが悪化しそうです。この状態での上値余地が厳しそうなのと、減配の可能性もあるので、ちょっと避けた方がいいかもしれません。
20位 アールビバン:
11/12に業績の上方修正が出ていますが、前期より元々の計画を落としています。前期並みに戻るのはコロナが落ち着くまでは無理かもしれません。1株利益的には、配当金を前年度並みに維持しても大丈夫なレベルで、また不採算店は閉店したりと固定費対策もしていますので、資金繰り的には大丈夫だと思います。個人的にはあまり惹かれませんが、持っていてもいい銘柄なのかなとは思います。
22位 新日本建物 :
今年度の3Q終了時の進捗率が34.0%ではありますが、1株あたり利益は24円で、期末予想配当は22円なので、現状では何とか出せる範囲に収まっています。また、昨年度も4Qで大きく売上・利益を計上しており、今期も通期予定の修正はされていないので、昨年度同様に、ある程度の売上の見込みがついているのだと思います。株価的にはコロナ前並みに戻っていますが、不動産関連は堅調が予想されるので、保有検討もいいのではないかと思います。
26位 NEWART :
今年度2Q終了時の進捗率が30.2%ですが、1Qの赤字からは急回復しています。現状の1株当たり利益が30円ですが、1/29のIRで店舗拡大路線を行なっているので、売り上げ増加は期待できるのかなと思います。前に20株→1株に併合してからは順調に推移しているようで、チャートもそこから全体的には上がり調子です。
また、もともと普通配当30円+記念配当20円だったのが、普通配当50円に変更していますので、来期以降も50円は維持するとの姿勢なのでしょうから、中長期保有もいいかと思います。
newart-ir.jp
しかし、ランキングを見ると銀行関連株が多いですね。
配当中心に考えるなら、銀行関連株をいくつか入れながら、他の業種でポートフォリオを作ることを考えた方がいいのでしょうね。
では。